安全にカラコンを使用するための正しい使い方を2つ紹介します。
①高度管理医療機器承認番号がついているものを選ぶ
海外製のカラコンは多くありますが、日本の安全基準をクリアしたカラコン以外は日本での販売が禁止されています。
カラコンを購入する時には、パッケージに「高度管理医療機器承認番号」が記載されているものを選びましょう。
②サンドイッチ構造になっているものを選ぶ
カラコンのサンドイッチ製法とは、カラコンの着色部分を2枚のレンズで挟んで圧力をかけて1枚のレンズをつくるという製法です。
パンで具を挟んでつくるサンドイッチのような製法ということです。
サンドイッチ製法のメリットは、着色部分の色素が直接目に触れないことです。
色素漏れのリスクが低いので安全性に優れています。2枚のレンズの内側に色素が閉じ込められるので、最も安全性が高い製法です。
③装用期間を1day・2week・1monthのどれにするかを決める ※ワンデータイプがおすすめ
カラコンには1day・2week・1monthの3つの装用期間がありますが、
コスプレなどのイベントは不定期なのでいつ開封したのかを忘れてしまい気付かない間に使用期限が過ぎていた…なんてことも少なくありません。
また、2week・1monthのレンズは毎日のケアが必要になりますので、初めてカラコンを使用する方には少し大変な作業になるかもしれません。
はじめはワンデーのカラコンを使用し、慣れてきたら他の装用期間のレンズを着用することをおすすめします。
④酸素透過率(Dk/L値)をチェックする
カラコンの酸素透過率とは、レンズがどのくらい酸素を通しているかを数字で示したもののことです。
カラコンの酸素透過率が高ければ高いほど、目にかかる負担が少なくなります。
実際、酸素透過率が低いカラコンを使用していると目に違和感を覚えることがあります。目の酸素不足は、思った以上に目へのストレスになってしまうのです。
つまり、酸素透過率が高いカラコン=目に優しいカラコンということになります。
⑤信頼できる販売店で購入する
カラコンは高度医療機器なので、日本国内で高度管理医療機器を製造・販売するためには厚生労働大臣の承認が、販売するためには都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置が義務付けられています。
カラコンを購入しようとしている販売店がその許可を得ているかを確認しましょう。インターネットで購入する場合も、販売店のホームページをチェックし、許可されているか確認します。