カラコンの裏表を見分ける方法をご紹介！

カラコンだけでなく、コンタクトレンズにはすべて裏と表があります。お洒落の為につけているカラコンでも、度が入ったカラコンでも裏と表があるのです。

もし、裏と表を間違えてつけてしまったらどうなるのでしょうか。そして、コンタクトレンズ初心者でも簡単に裏と表を見分けられる方法をご紹介します。

カラコンの表と裏を見分けるのは、意外と簡単です。いくつか方法があるので「ひとつの方法だけじゃ解らなかった」という方は、ほかの方法で試して確認して見てください。

指に乗せて確認

まずは手をよく洗って、指にコンタクトレンズを乗せます。
そして、レンズの一番端の部分をよく見てみてください。端の部分が綺麗に内側に向かってアーチになっていれば正しい向きになっているということ…つまり、そのままの状態で装着できます。
裏返しになっている場合は、レンズの端がアーチにならず反ってしまっています。その場合は、裏と表が逆になっているということです。
この方法が一番、確実にそして簡単に裏表を見分けることができます。

色で確認

カラコンならではの見分け方があります。それは、色と柄です。カラコンは、レンズに色や柄が入っています。レンズの表は、色や柄が薄く見えます。つまり色が薄い方がつけたしたときに外側になる表ということです。
その一方、レンズの内側は色が濃く柄もはっきりとしています。つけるときにはこちらが内側になります。
この見分け方は、レンズを手で触らなくても裏と表を判別することができます。

少し曲げてみる

レンズの真ん中を軽く指でつまんで曲げてみるという方法もあります。レンズがつぶれない程度に中心部分を曲げてみたときに、レンズの端が綺麗なアーチ型になるかを確認します。
正しい向きの場合は、綺麗なアーチ型になりますが、裏返しだと反ってしまいます。
レンズがつぶれないように優しく曲げてくださいね。

メーカーによっては確認用の数字があることも

カラコンのメーカーによっては、裏と表を確認するために表側から正しく読めるように文字が入っているものもあります。
アーチや色などで確認する方法が一般的ですが、裏と表を見分けるのが不安という場合は、確認用の文字があるメーカーのカラコンをセレクトするという方法もあります。

もし、カラコンの裏と表を間違えてつけてしまったら…どうなるのでしょうか。

まず、つけた時に目がゴロゴロして違和感があります。逆の向きのままでつけていると、目に傷が入って痛みが出るケースもあります。色や柄が入っているカラコンの場合、見え方にも違和感があるので、気分が悪くなるということもあります。そして、逆につけていると外れやすいので、ちょっとした刺激でポロッととれてしまいます。

レンズをつけたときにゴロゴロとする違和感があったり、見え方がいつもと違ったりする場合、見えにくいと感じた場合はすぐに取り外して正しい向きでつけているかを確認しましょう。

そしてもし、痛みがある場合や何か異常がある場合は、自己判断せずにすぐに眼科を受診しましょう。

カラコンの裏と表を間違えてつけてしまうと、ゴロゴロとする違和感や痛み、物の見え方が違う…といった症状が現れます。

そして、違和感だけでなく目に傷が入ったり、気分が悪くなったりすることもあります。目はとてもデリケートです、傷つくことがないように正しい向きでカラコンをつけることはとても大切です。

カラコンの裏と表の確認方法は、とても簡単！しっかりと確認してからカラコンでお洒落を楽しみましょう。