デザインや種類、カラーすべてにおいてどの装用期間よりも揃っているワンデーカラコン。手軽に使用できるのでワンデーカラコンを日常使いしている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はワンデーカラコンを正しく安全に使用するために装用時間についての目安やそのリスクについてご紹介していきます。
ワンデーカラコンを安全に使おう!~2日以上使用したときのリスク~
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ワンデーカラコンの装用時間の目安は?
ワンデーカラコンの装用時間(コンタクトレンズを目に入れて使用する時間)は、コンタクトレンズの種類や装用する人の目の状態によって様々ですが、終日装用で使用するレンズの場合は、一般に1日12~16時間が目安となります。ワンデーといっても24時間つけっぱなしでOKというわけではありません。
カラコンはレンズに着色をしているため通常のコンタクトに比べて着用しているだけで瞳に酸素を透過しにくくなっています。
装用時間を守らないと酸素不足によって目の抵抗力が弱まり感染症にかかりやすくなったり、長時間の酸素不足が続くと角膜内部の細胞数が減少してしまうこともあります。
ワンデーカラコンを2日以上しても大丈夫?
ワンデーカラコンの装用時間の目安は1日12~16時間です。
24時間以上同じカラコンを使用することは思わぬ目のトラブルにつながる可能性があります。
ワンデーカラコンはもちろん、2週間装用、1ヵ月装用のカラコンについても開封から交換期限を過ぎたものは絶対に使用しないようにしてください。
カラコンを長時間つけるリスク
目が充血する
長時間装用することによって瞳に酸素が行き届かなくなります。瞳も呼吸をしているので酸素不足になり目に大きな負担がかかってしまいます。
目に痛みがでる
長時間装用することによって目が乾燥したり、目に痛みがでることも考えられます。角膜に傷がついてしまったりと、炎症を起こす危険性もあるので痛みがある場合はすぐに使用をやめてください。
カラコンが取れなくなる
カラコンをつけたまま眠ってしまって翌朝レンズが取れない!なんて経験をされた方は多いのではないでしょうか?
カラコンを外さずに眠ってしまうと瞳が呼吸を出来ず、さらに涙の量が不足してレンズ自体も乾いてしまいます。
カラコンがとれないときは無理やり外すのは絶対にNG。目薬をさして目を潤わせてから外してください。
ルールを守ってワンデーカラコンを利用しよう
カラコン初心者は2時間から!
カラコンを初めて使う方は特に目が慣れていないのでいきなり長時間つけるのはNG!1日2時間から徐々に装着時間を増やしていきましょう。
一度外したら再利用はしない!
ワンデーカラコンは洗浄する必要がない分、他の装用期間のレンズに比べて毎日使っていると値段がかさみます。その分、1日で捨てるのがもったいない!と2~3日使ってしまう方もいるのではないでしょうか?
ワンデーカラコンは1日以上使用できるように設計されているわけではないのでそれ以上使用することは危険です。目の安全のためにお風呂やプールなどで一時的に外した場合であっても新しいレンズに取り替えるようにしましょう。
瞳にも休息を!
カラコンは便利なアイテムですが、毎日使用する分、目への負担も大きくなります。目薬を差したり、必要のない日はメガネにするなど、目を休ませてあげることも必要です。
まとめ
ワンデーカラコンを使用する際の装用時間の目安、長時間使用することで起こりえるリスクについてご紹介しました。
ワンデーカラコンは便利で1日で取り替える分清潔に使えるというメリットを持っていますが
目に異常がないからといって長時間使用することは絶対にやめましょう。少しでも異常を感じた時は、すぐにレンズを目からはずし、定期検査のスケジュールに関わらず、直ちに眼科医に相談するようにしてください。