カラコンをしていると目にゴロゴロとした違和感があり、痛みが出たりすることがあります。なんでゴロゴロするのか・・・心当たりはないしどうしたらいいのか解らないという方もいらっしゃるかもしれません。
カラコンを入れているときの違和感や痛みの原因は何なのでしょうか。そして、対策方法はあるのでしょうか。安心してカラコンを使うためにも覚えておきましょう。
カラコンの違和感の原因とゴロゴロ・痛み対策5つ
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カラコンの違和感・ゴロゴロ・痛みの原因は?
- ベースカーブが合っていない
- レンズが汚れている
- 乾燥
- レンズが裏向きになっている
- 酸素不足
などです。
ベースカーブとは、カラコンのレンズの曲がり方のことなのですが、レンズの曲がり方と眼球のカーブが合っていないとゴロゴロする違和感があります。カラコンを使い始めるときに、眼科でベースカーブを調べていないという方は、これが原因かもしれません。ベースカーブが合ってないカラコンを使うと目に傷が入ったりすることもあるので、眼科でベースカーブを検査して、自分のベースカーブにあったカラコンを使うようにするとよいでしょう。
そして、レンズの汚れもゴロゴロの原因になります。レンズを洗浄するか、ワンデータイプの場合は新しいレンズに変えると違和感が少なくなるかもしれません。
そして、目の乾燥も違和感の原因になります。エアコンの風が直接当たっていたり、乾燥した室内にいたりしませんか?
カラコンには含水率と呼ばれるものがあり、レンズに含まれる水分の割合を示したものを指します。
この含水率は個人によって合うもの、合わないものがありますのでこれが
カラコンの違和感につながることもあります。
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また、カラコンの向きが裏表逆になっているときも、ゴロゴロした違和感が出ることがありますし、酸素不足でも違和感があります。
目はとてもデリケートなので、ほんの少しのことで、違和感があります。もし、少しでも「おかしいな」と思ったら、放置せずに対策をしましょう。
カラコンの違和感を緩和する5つの対策
- BCを合わせる
- レンズを新しいものに交換or洗浄する
- 目薬を使う
- レンズの向きを確認する
- 使用時間を短くする
です。
まず、ベースカーブですがこれは先ほども説明したとおり、眼科に行って検査をしなければ自分のベースカーブは解りません。もし、カラコンを使い始めるときに眼科でベースカーブを調べていないのなら、眼科に行くことをオススメします。そうではないのなら、もう一度ベースカーブが合っているかを確認してみましょう。
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レンズが汚れている場合は、新しいレンズに交換したり洗浄してレンズを綺麗にしたりしましょう。ワンデータイプの場合は、交換して新しいレンズをすればOKです。
乾燥している場合は、部屋を加湿したり目薬を挿したりするのも効果的です。
そして、レンズの向きの確認も忘れないようにしてください。カラコンの向きを逆につけてしまうのは、やりがちなミスです。
レンズの向きの確認の方法はとても簡単です。レンズを指にのせて裏表チェックします。レンズのカーブが綺麗なお椀型になっていれば正しい向き、レンズが反り返っているや不自然な形の場合は裏向きになっています。
それでもまだ、カラコンを入れたらゴロゴロするのであれば、原因は酸素不足かもしれません。普段は意識していませんが、目は呼吸をしています。
そして、カラコンを長時間つけていると目が覆われた状態になるので、酸素不足になりやすいのです。酸素不足の場合の対策としては、カラコンの使用時間を短くするのもひとつの方法です。
長時間レンズを入れていると目が酸素不足になって、その結果ドライアイの原因になることもあります。初心者の場合は4時間程度、そうでない場合も8時間程度にとどめておきましょう。酸素透過率が高いカラコンを選ぶのも酸素不足の対策になります。
カラコンを外しても目に違和感がある場合は病院へ
目はとてもデリケートですので、ちょっとしたことでトラブルになる可能性もあります。
自己判断は危険ですので、違和感が消えないときやひどくなる時は、カラコンの使用を中止して早めに病院に行って医師の診察を受けてください。
まとめ
カラコンを入れたときのゴロゴロとした違和感や痛みは、乾燥や酸素不足、レンズの汚れ、ベースカーブが合っていない、レンズの向きが逆などいろいろな原因が考えられます。
目薬やレンズの洗浄、向きの確認や使用時間などを見直して違和感の対策をしていきましょう。もし、カラコンを外しても違和感があるという場合やひどくなるという場合は、迷わずに病院に行くことをオススメします。