斜視とは？症状や見え方について～カラコンでばれにくくできる？～

一般的に、ものを見るときは右目、左目ともに見ようとするものの方向に向いています。
しかし、斜視（しゃし）とは、ものを見ようとするときに左と右の視線がそれぞれ違う方向に向いている状態のこと指し、その位置によって外斜視、内斜視、上下斜視などの種類があります。

斜視は目の位置によって「内斜視」、「上斜視」、「下斜視」の3つの種類に分けられます。

・内斜視とは
左目が内側を向いている状態

・外斜視とは
左目が外側を向いている状態

・上下斜視
片眼の視線だけが上方または下方へずれている状態

赤ちゃんから小児期に発症する斜視のほとんどが原因不明といわれており、
さらに大人になってからの発症も起こりえる異常です。

この斜視を治療するには以下の方法があります。
手術をする
成人の場合、局所麻酔で手術が可能。目の位置を改善する手術です。

メガネ、コンタクトレンズで矯正する
メガネを装用することで斜視の原因である遠視を治療する方法

プリズム処方
メガネにプリズムといわれるものを入れて、光を屈折させ斜視眼を正常眼と同じ視標が見えるようにする方法

両眼視機能訓練
斜視のタイプによっては、目をよせる訓練や、両目を使ってものを見る訓練をする場合があります。

斜視の症状として、

人と目線が合わない
ものが2つに重なってみえる
焦点があいにくい
眼精疲労（目の疲れ）

などの症状が訴えられることがあります。

眼の位置がずれてしまうことで、立体感をつかむ機能が弱くなってしまったり、
片方の視力発達が妨げられたりしてしまう等の症状があります。

これらの原因は、「目の筋肉や神経などの異常」によるもの、「強い遠視」によるものなど
原因は様々で、上記のような症状がある場合は眼科にいくことをおすすめします。

斜視をばれにくくしたい！という時におすすめなのが、カラコンです。

上斜視や下斜視は三白眼になる場合が多く、カラコンを使用することでうまく隠すことができます。

カラコンを選ぶときのポイントは2つ。

①色はナチュラルなブラック、またはブラウン
最近のカラコンは色素薄めのカラーもある為、カラーによっては透けてみえてしまうことも。
ポピュラーなカラコンを使用した方が、馴染みもよく使い勝手がいいと思います。

②サイズは斜視をカバーする為に少し大き目
小さめのサイズを使用してしまうと、効果が無くなってしまうため
瞳よりも大きめを選ぶと上手に斜視が隠せます。

ただ、斜視でカラコンを使用しようと思っている方は必ず、眼科の受診をして
お医者さんに診てもらってから使用するようにしましょう。

カラコンと斜視の関係についてご紹介しました。
カラコンは目につけるもの。どんな方でもカラコンを使用する際はまずは眼科にいって受診をしてください。
斜視だからカラコンが使えない！とあきらめている方でも、カラコンの種類を上手に選んで 素敵なカラコンライフにしましょう！