カラコンを愛用しているとふと気づいたときに充血している!なんてことありませんか?
突然目が真っ赤になってしまったら驚いてしまう方も多いと思います。
今回は、今まで充血したことはなかったのに、突然目が充血してしまったときの原因と対処法をご紹介します。
目の充血は何かしらのトラブルのサインのときが多いので、充血する原因を突き止め、しっかりと対策を行うことが大切です。
これからカラコンをはじめてみようと思っている方や、目の痛みや充血で困っている方は、是非参考にしてくださいね。
カラコンで目が充血?充血する原因と対処法を紹介
目の充血とは?
充血とは、アレルギー物質や細菌によって目が外部から刺激を受け、結膜が異物を排除しようと働いた際の炎症反応のことを指します。
目に刺激を受けたり疲れた目に酸素や栄養を届けたりすることで、目の表面にある細い血管がふくらむことで発生します。
カラコンを付けているときに起こりやすいとされる充血は「結膜充血」と言われており、
白目にいくつも網目状の血管が現れるのが特徴で、眼精疲労などが原因で一時的に充血することがありますが、
充血をそのままにしておくと血管の収縮や膨張を繰り返し、血管が発達して充血しやすい状態になってしまう恐れがあります。
また、慢性的な充血は、眼障害と関係していることもあるため眼科への受診をおすすめします。
カラコンで目が充血する原因とは?
レンズに傷や汚れが付着している
レンズのケアを怠っていると、目に見えなくともレンズに汚れや細菌が蓄積されていきます。特にマンスリータイプなどのレンズケアが必要なものは目に負担がかかり充血を起こす原因になります。
カラコンが目に合っていない
目の充血の原因のひとつが、カラコンのサイズ自体が合っていない可能性があることです。
カラコンにはBC(ベースカーブ)といってレンズが眼球に接する部分のカーブの曲がり度合を示すサイズがあります。
このベースカーブは眼科でのみ測ることができるので、自分で測ることが出来ません。
眼科を受診せずに自分の目に合わないベースカーブ(BC)のカラコンを装用していた場合、目に痛みや充血が起きてしまうことがあります。
間違った使い方をしている
カラコンの装用時間は守っていますか?カラコンの装用時間が長すぎると目に疲労がたまり十分な酸素や栄養素を届けることができず、充血の原因となります。
カラコンを付けた初日は6時間程度とし、1日ごとに2時間ずつ装用時間を延長していきます。 およそ1週間以上で終日装用が可能となりますが、目の健康を守るため、終日と言っても12~14時間を超えての装用は控えましょう。 つまり、カラコンの使用に慣れていても12~14時間以上の使用は避けるようにしてください。
目が充血したときの対処法
まずは眼科にいこう
カラコン使用中に充血が発生したら、すぐに使用をやめて眼科にいきましょう。
ただ疲れていて目が充血しているのか、眼障害を引き起こしているのかは自分では分かりません。必ず眼科医に相談してください。
カラコンを外して目を休ませよう
カラコンをつけているだけで目に負担がかかっています。目が充血した際はそのまま使い続けることはせず、カラコンを外して目を休ませてあげましょう。カラコンを装着したままスマホやパソコンを使用する際は細めに休憩をとりましょう。
目薬をさす
目の乾燥を防ぐためにも、こまめに目薬をさしましょう。目を潤すことで充血をおさえることができます。一般的な目薬に含まれている成分のひとつに、コンタクトに影響を及ぼす可能性のある「防腐剤」があります。
防腐剤は「点眼薬の品質を長期間保つ」というメリットはありますが、
角膜障害の危険性やレンズ自体の変形といった危険性もあるため、コンタクトをしたままでは使用できません。
カラコンの着用時に使ってはいけない目薬は?カラコン用目薬の正しい選び方はこちらからチェックできます。
カラコンに使用する目薬用としてつくられたものを使用するようにしましょう。
まとめ
カラコンで目が充血する原因とその対処法についてご紹介しました。
カラコンの使用は目に負担がかかります。充血した際は、カラコンの使用をやめ目を休ませたり、眼障害を起こすことがないように日頃からケアを欠かさないようにしましょう。