はじめに
中学生から社会人まで、いろんなシーンで使用できるカラコン。今では派手目カラコンから裸眼風カラコンまで、どんなシーンでも安心して使える程ラインナップが増えました。
ですが、目は非常にデリケート。カラコンを使用したことのない人、これから使用してみたい人はもちろんのこと、カラコンを使用している人の間でも意外と知られていない、カラコンの正しい洗浄液の選び方、洗浄の仕方などについて紐解いていきたいと思います。
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中学生から社会人まで、いろんなシーンで使用できるカラコン。今では派手目カラコンから裸眼風カラコンまで、どんなシーンでも安心して使える程ラインナップが増えました。
ですが、目は非常にデリケート。カラコンを使用したことのない人、これから使用してみたい人はもちろんのこと、カラコンを使用している人の間でも意外と知られていない、カラコンの正しい洗浄液の選び方、洗浄の仕方などについて紐解いていきたいと思います。
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カラコンを使用するにあたり「カラコンはコンタクトレンズ用の洗浄液でも大丈夫?」と、疑問に思った方もいると思います。
カラコン専用の洗浄液も販売されていますが、コンタクトレンズ用の洗浄液を使用しても問題ありません。
はじめに、カラコンを使う場合には以下の道具が必要です。
・洗浄液
・保存液
・タンパク質除去剤
・保存用のレンズケース
洗浄液や保存液、タンパク質除去剤には、1本で補える便利な商品もあります。ただし、使い方を間違えると洗浄や消毒ができていなかったり、カラコンを変形させてしまったりするので注意が必要です。
次の章からは、正しいお手入れ方法について詳しく見ていきます。
従来の洗浄方法は煮沸器と呼ばれる手のひらサイズの容器に入れ、容器をコンセントに繋ぎ、
何本もの液を用意し、電力で煮沸洗浄、消毒をしていました。
しかし、前述でご紹介したようなMPSタイプの洗浄液は、カラコンの洗浄、保存、消毒をMSP1本のみで行うことができます。
MPSタイプの洗浄液を使用した洗浄は簡単であり、レンズへの影響も少ないです。
しかしながら、他の洗浄液より消毒力が弱く、カラコンを使用するにあたり、回避するべき細菌である真菌や、微生物のアカントアメーバへの消毒効果は望めません。
ここでMPSタイプの洗浄液を使用するにあたり、5つのポイントをご紹介します。
MPSタイプの洗浄液はカラコンを浸けるだけでは、十分に汚れや細菌は落とせていません。
手のひらにカラコンを置き、洗浄液を数滴落とします。
指先で裏表をこすり洗いを行い、洗浄液ですすぎます。また、このとき清潔な手で行うことが重要であり、汚れている手でこすり洗いを行っても汚れは落ちません。
「洗浄液がなくなった」、「洗浄液を使用するのがもったいない」と理由などから、コンタクトレンズやカラコンを水道水で洗う人もいます。
水道水には微生物であるアカントアメーバが混入されている場合もあり、水道水で洗いそのままカラコンを目に入れ、傷ついた角膜などから細菌が侵入し、感染してしまう場合もあります。また、角膜にレンズが張り付いてしまうケースも報告されており、水道水でカラコンは洗わないでください。
ソフトレンズのカラコンの使用後は、必ず毎日洗浄を行わなければなりません。
またレンズケースも毎日洗浄し、カビなどが繁殖しないように乾燥させ、清潔に管理しましょう。レンズケースは1か月~3か月で交換するのが望ましいです。
レンズケースを洗浄せず、ケース中に入っている MPSタイプの洗浄液を使いまわす人も、少なからずいるようですが、決して使いまわしを行ってはいけません。
使用済みのMPSタイプの洗浄液には目には見えない沢山の細菌や微生物、汚れが定着しており、目の病気を引き起こす原因になりかねません。
ご自分の目を守るためにも、カラコンの洗浄ルールはしっかりと守り、使用する度に行うことが大切です。
最近の研究結果で、ソフトレンズやカラコンとMPSタイプの洗浄液には相性があり、相性が悪い組み合わせで洗浄を行うと、角膜が傷つくケースも報告されており、販売されている何種類かのMPSタイプの洗浄液で使用感を試していただき、ご自分に合ったMPSタイプの洗浄液を見つけることが重要です。
カラコンを安全に使用するためには、洗浄だけでなく、カラコンと洗浄液・保存液を入れるレンズケースも清潔にしておくことが大切です。せっかく綺麗にレンズを洗っても、ケースが汚れていては意味がありません。
レンズ装用後、空になったケースはよく洗ってフタをあけて自然乾燥させておきましょう。
また、レンズケースはほとんど交換していないという方も多いですが、安全にレンズを使用するためには約3ヶ月を目安に新しいケースに交換することをおすすめします。